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日本人は今すぐ人間観察をやめよう

なつめです。「人間観察ブログ」というテーマを揺るがすかもしれない気付きがあったので、今日はそれを発表したいと思います。

友人から相談を受けていた時の事。
「そうなの!なっちゃんって本当に、私の言いたい事を言葉にするの上手いよね」
こんな風に褒められました。
わたしが特別語彙力や理解力があるとは思えないのですが、それでも話していて、自分の気持ちを言葉にするのが苦手な人が多いと感じます。
わたしが人間観察をする理由の一つには、そういう人たちの、性格や傾向、また出来事の背景から、その人が言いたい事、どうしてほしいのかを汲み取ろうとしている所があるのかもしれません。
だって、「空気読んでよ」とか「雰囲気で察しろよ」みたいな場面、多すぎません?!

曖昧な日本語

フィリピン人で、母国では英語の先生をしていた女性が、
「日本語って本当に難しい」
とぼやいていました。
どの辺りが難しいのか尋ねると、同じ言葉でもその時々で意味が正反対になる場合がある語句を見極めるのがとても難しいとの事。
例えば客人に対して「この部屋暑いですか?」と訪ねたところ「結構です(ちょうど良いです)」と相手は答えたそうです。
ところがその後、手土産を持たせようと「これあげます」と言うと「結構です(いりません)」との返事。
OKなのか、NOなのか、分からず彼女は困惑してしまったそうです。

同じ言葉でも使う場面や、相手の表情、語調で意味を察する。これは時にわたし達日本人でも難しい事があります。
さらに、手土産を渡そうとする時の「結構です」が「NO」という意味だという事は理解できたとしても、それが本当にいらないという意味なのか、本当はほしいけど遠慮しているだけなのか、そんな事まで考え出すともう頭パンクしそうになりますよね。
でも、ある人が言うにはこの「白黒つけず、曖昧にぼかす」のが日本語の美しさらしいのです。

その文化ゆえなのか、思えば私たちは学校でも「観察する」「読み取る」方の訓練ばかり受けてきたような気がします。
例えば、国語のテストに出た「この時の作者の気持ちを答えなさい」という問題はその代表的なもの。
行間を読み取って、主人公の気持ちのさらに上をいく、作者の気持ちまで察するなんて、ちょっとしたエスパー育成訓練です!
確かに、こうやって日々色々な人の言葉に触れ、その人の意図を汲み取ろうとする事で、わたし自身もある程度は「空気の読める人」になれたような気がします。
でもね、やっぱり私たちってエスパーではないんですよね。言葉にされない気持ちを汲み取るのには限界がある。変に深読みしてしまって、かえってギクシャクしてしまう事さえあるわけです。
でも、円滑なコミュニケーションに「察する」事は欠かせない。では、どうすればよいのでしょうか。

日本人は今すぐ人間観察をやめよう

他の国の人たちとはっきり比較した訳ではありませんが、前述した「曖昧さ」を持つ日本語の特徴や、読解中心の教育から、日本人は人間観察をしすぎなのではないかと考えました。
おっと、おっと、人間観察ブログ終了か?!
……という展開ですが(笑)
そうではなくてですね、人間観察にあてている努力を、少しだけ表現力を磨く方に振り向ければもっと円滑に意思疎通を図れるのではないかと考えたのです。

わたしの元上司でこんな話し方をする人がいました。
「なかなかそういう所が疎かになってきてるけど、もうちょっと早い段階からあれ出来たんかなって……」
これ私が内容を伏せたとかじゃなく、本当にこんな話し方なんですよね。聞いてる方は、「そういう所ってどういう所だよ!?」「あれって何だよ!!」「語尾の……に何を吸収した??」と心の中では盛大に突っ込んでいるのですが、声に出して
「はっ?何言ってるんですか?ちゃんと日本語で話してください」
とはもちろん言わないわけです。
文脈やその上司の普段の思考パターンから「恐らくこういう事が言いたいんだろうな」と汲み取って察する。必要な場合は口に出して確認する事でコミュニケーションが成り立っていました。
でも、この上司がもっと明確に自分の言いたいことを表現出来たとしたら?観察したり、汲み取ったりするために、過度に労する必要はなかったと思います。
読み取る力だけでなく、今まで見過ごされがちだった、表現力、語彙力を鍛えるトレーニングもバランスよく行っていく事で、誤解のないコミュニケーションが行えるのではないでしょうか。

ですから、人間観察ブログ、やめません!!(笑)
観察して、察した事を「なんとなく」の言葉で自分の中に留めておくのではなく、例えしっくりこなかったとしても、近い言葉に置き換えてアウトプットしていく。このブログはわたしの表現力を鍛える場にもなっているんです。

何度か触れた事がありますが、このブログの名前「干物女子大学 人間観察ゼミ」は、読者の皆さんにも参加してもらい、気付いた事を自由に話せる場にしたいというコンセプトから生まれました。
ゼミ生は2人ではなく、あなたもゼミ生!のつもりです。もちろん干物女じゃなくても、男性も、歓迎です。
難しく考えずに自由に表現する事の出来る場にしていきたいと思うので、これからもご協力お願いします♪

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相手の機微から、いかに先回りして「正解」の行動や発言をするか…このような苦労が減ったら、どれだけ伸び伸びと日々を暮らせることか!
この記事での指摘の通り、「相手と角を立てないように」、と、直接的な表現を避ける風潮が行き過ぎて、逆に深読みの誤解や、無駄な気苦労を負っている側面もあると思います。みんな、もっと素直にアウトプットしてこうよ!
というわけで、なつめさんも言っているように、干物女・干物男・それ以外の男性女性の皆さんも、当ゼミ室へのご参加大歓迎です♪

次回予告
4月26日(水)はトフィーの小ネタ更新です。

だって小学生だもの。

なつめです♪
今でも時々顔を洗っている時に思い出す、小学三年生の時の同級生の話です。

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子どもって無邪気でかわいいですね!(ニコニコ)

【次回予告】4月23日(日)
なつめの個人記事「日本人は人間観察をするのを今すぐやめよう」です。

ヨッピー主催の「サイバーエージェントの金で飲む会」に潜入してきた

こんにちは、トフィーです。超売れっ子ライター・ヨッピーさん主催の飲み会に参加してきました! ネットで超人気者になる人は一体どんな人なのかを見極めたいそして私も人気ブロガーになる秘訣を盗むんや(ゲス顔)という超純粋な気持ちでお会いしてきました。

ヨッピーの飲み会に潜入してきたぞ

ヨッピーとは

「今最も売れているWEBライター」と言われて、どのくらい経つでしょうか?めちゃくちゃ話題になる記事を連発させられる神様だと思っています。

「ヨッピーが記事を書いたら、その記事を載せたサイトがサーバーダウンした」なんてことは日常茶飯事。
「ヨッピーが批判記事を書いたら、その企業の株価が底抜けした」ということもありました。

トフィーはヨッピーさんの書く記事が好きすぎるので、以前その魅力をっています。語りすぎていて、我ながらちょっと気持ち悪い。

サイバーエージェントの金で飲む会とは

現在、ヨッピーさんが大人のケンカしてる相手、サイバーエージェント。「サイバーエージェントの仕事して収入を得たけど、それだとまるで買収されたと思われかねない」ということで、ファンとの飲み会に還元してくれました。うひょ〜〜サイバーエージェントの金で飲むタダ酒は格別だぜぇ〜〜〜www

ヨッピーさんの大人のケンカについてはこちらの記事が詳しいです。一言でまとめると、「サイバーエージェントが運営するWEBメディア、パクり記事多すぎ問題」です。

news.yahoo.co.jp

生ヨッピーさんはこんな人だった

生ヨッピーさんと話してきましたが、記事だけでなく、話も面白いのです。話題、話の振り方、オチの付け方。ヨッピーさんの記事も、「まるでヨッピーさんから直接話を聞いている」ような、親近感の湧く記事が多いのです。ご本人の面白さが、そのまま記事に表れているかのようです。

面白いと言っても、ヨッピーさんは「うぇ〜〜〜いwww」というノリの方ではなく、むしろ第一印象は「テンション低っ!」(そしてそれも記事のイメージ通り 笑)でした。

しかし、新しく会場に着いた人が輪に入りやすいように話を振ったり、

 

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人生相談に乗ってくれたり、

 

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とてもサービス精神旺盛な方でした。画像の文章は気にしないでください。

ブログのアドバイスもらってきたよ

私も「人気ブロガーになりたいけどどうしたらいい?」という、回答に困る相談してきました。新米ブロガー必見のアドバイスもらってきましたよ。

①一年は続ける!

シンプルだけど、確かにこれに尽きるよなぁ、と、めちゃくちゃ納得しました。一年続くモチベーションや気力があるかどうかで、そもそも物書きとしての適性があるかどうかも分かりますよね。
このブログの開設日が2016年9月4日なので、今年の9月になったら、もっと具体的に相談したいなぁと思います。一番理想なのは、「人気が出ちゃって出ちゃって困るわ〜〜逆に人気抑える方法を知りたいわ〜〜〜」っていう状態になっていることなのですけども(笑)


②テーマは絞った方がいい

検索対策としても、人の目から見たときとしても、特化したテーマのブログの方が、売れやすいのですよね。私も、「テーマが絞られていて、考えを深掘りされているブログ」を好きになりやすいので、とてもよくわかります。

私は、このブログで、日常中の人間模様の違和感を、克明に浮かび上がらせたい、そのための人間観察であり、そして同じく人間に対する関心の強いなつめさんと運営したい…という動機でブログを始めました。もっとこの部分を強く打ち出した方が良いのかもしれません。


③行動力大事。リアルでもちゃんと動いて自分の足でネタを掴め!

これは直接アドバイスされたことではありません。ただ、ヨッピーさんが、「大手企業社員との合コンや飲み会に出没する「界隈のビ◯チ」から、大手企業社員の内部事情を聞く。酒の肴に最高。」と述べていたことが、とても印象的でした。

自分の足で色んな人と出会い、自分の耳で色んな人の話を聞く。ジャーナリズムの基本ですが、WEBメディアではまだまだ徹底されていないのが、実情です。ライターが行ったこともない旅行地について検索して、引っかかった記事をほぼ丸パクリする…。こんなことが横行しているのがWEBメディアの現状です。

しかし、こういうことしているWEBメディアやライターって、三流感が拭えないのですよね。検索上位に引っかかるけど、何度も読みたくならないし、無くなっても困らない。オリジナルで勝負できる人の名声には遠く及ばないのです。

オリジナル記事を書くには、自分の五体を使って、様々な出会いや経験をするしかありません。恐らく、それが記事の面白さの8〜9割を構成するのではないでしょうか。そして、そういう面白い記事を連発できるのは、ヨッピーさんの行動力がズバ抜けているからなのだと思います(ヨッピーさんが酷い目に遭ってる時の記事は大体外れません)。

この点については、ぜひサイバーエージェントにも見習って欲しい姿勢ですね!

こぼれ話

本当はもっと色々書きたい〜!けど、ひたすら長くなってしまうので、こぼれ話だけまとめたいと思います。

①ヨッピーとサイバーエージェントの喧嘩の続報記事がそろそろ出るぞ!

司法の方で色々動きがあったようです。2017年4月16日現時点ではまだ記事は公開されていませんが、要チェックです!

②飲み会の終わりにあったこと

ヨッピー「今日の参加者で彼氏彼女いない人!」

トフィー「はい!はい!」

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ヨッピー「その中で彼氏彼女欲しい人!君たちここでLINE交換して!」

トフィー「………(ソッと手を降ろす)」

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干物女を貫いてきました。

 

私がヨッピーさんを知ったのもトフィーさんにオススメされたのがきっかけでした。事あるごとに記事のリンクをLINEして来るくらい、ヨッピーさんの事好きなんですよね(笑)本当に面白いし、この記事からも魅力が伝わってきました!まずはブログ継続ですね♪!
真顔で手をおろしたトフィーさん……目に浮かびます(笑)

次回予告
4月19日(水)はトフィーによる小ネタ更新です。

読み終わったら、あなたも、きっと……。

なつめです。これは私の職場で本当に起こった出来事です。

2017年4月。
恐ろしい伝染病が、局地的に大流行していた。
その恐ろしさの所以は、なんといっても強力な感染力であろう。手洗いやマスクなどの予防は全く効果がない。保菌者に触れずとも感染し、その感染スピードたるや目を見張るものがある。

最初の発症者は後藤だった。連日の残業のせいで免疫力が低下し、また忙しさにかまけて健康管理を怠っていたのが良くなかった。
思い返すと、出社してきた時から様子がおかしかった。挨拶をしても、
「おはよーっすー」
という、いつもの陽気な声が返ってこない。
なつめが不思議に思って後藤を見ると、虚ろな瞳でパソコンの画面を見つめながら、何やらボソボソと呟いている。
気味が悪いなとは思ったが、
「ちょっと来て」
同僚に呼ばれ、その違和感はすぐに忘れ去ってしまった。

なつめが用事を済ませ事務所へ戻ると、後藤は先程と同じ姿勢のままパソコンへ向かっていた。しかし、先程とは明らかに違う点があった。 呟きが言葉となり、ところどころ聞こえる大きさになっている。なつめは思わず耳をそばだてた。すると、途切れ途切れにこんな言葉が聞こえて来た。

「……えを……いて……あ……こおお…………だが………ぼれ……よお…に」

或いはこれが単なる言葉であったのなら、まだ自分の身を守る事も出来たのかもしれない。いや、仮定の話をしても仕方がないのでやめよう。事実、それは単なる言葉ではなく、一つの旋律を伴っていたのだから。
最初は遠慮がちに現れていた症状が、みるみるうちに重症化していく。もはや後藤の声は、注意して聞かなくてもはっきりと聞き取れる程の大きさになっていた。

「うーえをむういてーあーるこおおおーなあみーだがーこおぼれーなーいよおおにー」

いけない!何が起こったかを悟った瞬間、なつめは足早にその場を立ち去った。
しかし時すでに遅し。聞こえるはずのない後藤の声が繰り返し繰り返し、脳内を駆け巡る。
なつめは自分の身体が既に蝕まれている事を悟った。そして思った。まだ理性が保たれているうちに、発症する前に、なんとか感染拡大を防がねば!と。

できるだけ人のいない所へ、できるだけ早く。悟られないようにと早歩きで、デスクの間をすり抜ける。思わず出そうになった言葉を飲み込み、口もとを抑え、遂には小走りになったなつめの姿を、驚いた表情で同僚たちが見ていた。

遂に扉に辿り着いたなつめは、誰も居ない廊下へ転がるように飛び出した。いつの間にか呼吸を止めていた事に気づき、息を大きく吐き出すと、ようやくその顔に安堵の色が滲んだ。
やった。被害を最小限に留める事が出来た。そう、ここで絶対に食い止めなければ。やつらの思い通りにさせてなるものか。

鼓動がいつもより早いのは、気持ちの高ぶりのせいなのか、それとも先程の小走りのせいなのか。そして、再び歩き出した自分の足が、一体どこに向かっているのか、なつめ自身にも分かっていなかったが、その足取りは軽やかだった。
そしておもむろに、留める理由のなくなった言葉を吐き出した瞬間、言いようのない開放感がなつめを包む。

「上を向いて、歩こうよ。涙が零れないように」
その歌声は誰もいない廊下に響きわたっていく。こうしてなつめの機転により世界は救われた。

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しかし、一つだけ誤算があった。
それはなつめの歌声があまりにも大きかった事である。
廊下と事務所を隔てる重厚な扉をすり抜け、そのメロディーは直接同僚たちの脳に働きかける。

しばらくして、
「上を向いて……歩こうよ……」
虚ろな目をして口ずさみ始める面々。

上を向いて歩こう病」
感染率100パーセントの恐ろしい病の誕生である。
あなたも鼻歌を歌う時には必ず、周囲に人が居ないことを確認してほしい。脳内リフレインが止まらないの辛いよ……。

次回予告
4月16日(日)はトフィーの「ヨッピー主催の「サイバーエージェントの金で飲む会」に潜入してきた」をお送りします。

励まし上手になるために~「頑張れ」という前にすべきこと~

なつめです♪
落ち込んでいる家族、受験や重要な仕事を控えた友人、同僚から悩みを打ち明けられた時、あなたはなんと励ましの言葉をかけますか?

わたしは何と言葉をかければ良いか迷うことがよくあります。
そこでこんなアンケートを実施してみました。

励ましの言葉をかけられるなら、どちらがいいですか?

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回答してくださった方の実に3/4以上が励ましの言葉として、「頑張れ」よりも「無理しないで」と言われたいと思っている、という結果に!
その理由としてはこんな声が上がりました。

・「無理しないで」の方が心配してくれてるのが伝わってきて、かえって「頑張ろう」って思える。
・「頑張って」だと、行動を急かされているように感じる。
・自分では頑張っているつもりなのに「頑張って」と言われると、まだ頑張りが足りないんだと思ってしまう。結果、精神的にきつくなった経験があるので、頑張っている人に「頑張れ」と言うのは酷だと思う。

頑張れと言われることを負担に感じる方が多くいるのが伺えますね。
この意見わたし自身とても納得しました。わたしもやり過ぎてしまうところがあるので、「頑張れ」と言われると血反吐を吐くまでやってしまう可能性があります(笑)そんな時、ストッパーになるような励まし方をしてくれるととても嬉しいです。

と言うわけで今回の記事をまとめると……
「みなさん、励ます時は頑張れとは言わずに無理しないでって言いましょう!」
それではみなさんまた来週~(・ω<)-☆

 

……とは勿論ならないわけです。

「頑張って」と励まされる方が良いと答えた人が22%もいる以上、この部分は見逃せない!
少数派ではありますが、どちらかといえば「頑張れ」と言われたいという声をあげてくださった方もいます。

時と場合によるけど、変に気遣いされるのはこそばゆいから。無理を多少すれば乗り越えられる場面で、「頑張れ」と言われると励みになると思う。

この意見、「時と場合、場面による」という言葉は一つポイントになってくるような気がします。
実際わたしも、「頑張れ」と言われて辛い気持ちになった事もあれば、嬉しい気持ちになった事もあるのです。
同じ言葉なのに不思議ですよね。なぜこのような違いが生まれるのでしょうか。
2つの状況を比較しつつ、考察してみようと思います。

 

久しぶりに会った友人T子(仮)との会話(パターンA)

なつめ、最近どう?

うーん。ちょっと仕事が大変になってきて、追いつめられてる感じはあるかな。

大変だね。でも、なつめならやれると思うよ。頑張って

T子のなつめに対する励ましは、善意のもので、そこにはなつめに対する信頼感さえ現れています。それはなつめにも分かっているのです。しかし、この場面ではなぜかなつめの中にもやっとしたものが残りました。
別の場面も見てみましょう。

久しぶりに会った友人T子(仮)との会話(パターンB)

なつめ、最近どう?

うーん。ちょっと仕事が大変になってきて、追いつめられてる感じはあるかな。

今って〇〇系の仕事だっけ?負担増えてきた感じ?

そうなの。この四月から私と同じ職種の後藤さんが、昇進して偉い人になっちゃって。ただでさえ今までもフォロー大変だったのに、新しい人置かずに兼務で行くみたいで、その部分の負担がかなりわたしの方に来ちゃってるんだよね。

うわ……自分の仕事プラス、そっちのフォローもしないといけないの?それめちゃくちゃ大変そう!

そうなの!それなのにこの時期にパソコンのシステム入れ替えで、今までExcelで作ってたデータやプランを手打ちで100人分くらい移行しないといけなくて……。

それは追い詰められるわ……大丈夫?

うん。ちょっと締め切りに追われてネガティブになっちゃってるけど、これ乗り越えたら楽になると思うんだよね!

大変だね。でも、なつめならやれると思うよ。頑張って

なつめはT子の励ましに、よし!やるぞという気持ちになり、元気が出たようです。
最初と最後のT子のセリフは全く同じ。……とすると、大事なのは励ましの言葉そのものと言うよりは、その過程なのではないでしょうか?
パターンAとパターンBでは何が違ったか、わたしなりにまとめてみました。

①相手の状況をよく知る

自分がどんな状況に置かれているか、それをどんな風に感じているか、それを知らない人からの励ましやアドバイスはどれも上辺だけの言葉に思えてしまうもの。それを知るためには安易に言葉を発する前に相手の話に耳を傾ける事がやはり大切なのだと思います。

②相手の性格や気質をよく知る

励ます相手は責任感が強く、無理をしやすい性格なのか、それとも背中を押してもらえる事が力になるタイプなのか。それを考慮せずに通り一遍の励ましの言葉をかけても、相手にフィットしないばかりか、先の意見でもあったように、頑張り屋の人を追い詰めてしまい、取り返しのつかない結果になってしまう事さえあり得るのです。

③相手の感情に寄り添う

話を聞いた上でまずは相手の感じている事を受け止めるというワンクッションが非常に大切だと思います。できれば相手の立場に自分の身を置いて感情移入してみる。そうすると自然と、相手が追い詰められていたり、不安に感じていたりする気持ちへの理解ある言葉が出てくると思うんですよね。①②で理解した事を自分のうちだけに留めるのではなく、実際に「あなたの状況や性格を理解してますよ」と、相手に伝わるような仕方で示すと、「分かってもらえた」それだけで心が楽になるような気がします。

④その上で出た言葉であれば、どれも正解!

①②③のステップを端折らず、しっかり踏んだ上での言葉であれば、「頑張って」も「無理しないで」も、励ましの言葉として間違っていないような気がします。
例えば、パターンAで「無理しないで」と言われたとしても、「そんな事言ったって頑張らないといけない状況なのに、T子は何を呑気な事言ってるんだ」となつめはもやっとしたと思うんです。
逆に、パターンBの場合、最後のT子の言葉が「無理しないでね」だったとしても、なつめは「T子はわたしの事気遣って心配してくれてる。もうちょっと頑張ろう!」と前向きな気持ちになったのではないでしょうか。
大切なのは、かける言葉ではなく、それまでの傾聴し、共感する姿勢。その上で、「その人個人」に向けた励ましであるという事だと思うんです。

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以上の考え方を踏まえて「無理しないで」と励ましてほしいという意見をもう一度振り返ってみると、こうも読みかえることができます。

・無理をしがちな自分の性格に配慮してくれているのが伝わると、かえって「頑張ろう」って思える。
・自分のペースをちゃんと分かって、それに応じた励まし方をしてほしい。
・自分の頑張りをきちんと知って、それを認めた上で励ましの言葉をかけてほしい。

「頑張れ」という励ましの言葉、決して悪くないと思います。ただその言葉をかける前に、聞いて、理解して、受け止めた事が相手に伝わるようにする、その上でオーダーメイドの励ましの言葉をかけるのが大切なのだと思います。
※但し、精神疾患などによっては「頑張れ」という言葉が禁忌の場合もありますので、その辺りは個々で配慮して頂ければと思います。

実践となると、考察通りにはうまくいかないのが現実。それでも、何も出来ない私に自分の気持ちや状況を打ち明けてくれる人がいるのって本当に嬉しいことです。話を聞くこと、分かろうとすることで、少しでもその人の気持ちを軽くできてたら良いなぁと思っています。

最後になりましたが、アンケートにご協力下さった方々ありがとうございました!!

オーダーメイド、確かに!なるほど、と、膝を打ちました。相手を慮る気持ちを持って、話を受け止めてからの、「頑張れ」「無理しないでね」は、どちらも心があって良いですよね。そういう人間関係を築きたいし、自分もそうありたいものです。(ところでT子さん私ではありません。台詞の代役です。笑)

【次回予告】4月12日(水)
なつめによる小ネタ更新予定。

干物女としてのあり方

こんにちは、トフィーです。最近、ありがたいことに、ブログを読んでくださる方が増えました。そして同時に、「そもそも干物女とは?」という声も聞こえるようになってきたので、ここいらで私なりの見解を掲載します。

一般的な干物女

恋愛を放棄したような生活をしている、若い女性のこと。ひうらさとるの漫画「ホタルノヒカリ」のヒロイン、雨宮蛍は代表的な干物女として描かれ、大ブームとなり、シリーズドラマ化された。主演は女優の綾瀬はるか。2010年夏には台湾でも「干物女」という言葉が流行し、中国語表記の「魚干女」が大ブームに。

干物女とは - はてなキーワード

わ、若い女性…!?そこだけ怪しいのですが、概ね似たような認識です。

私が考える干物女

ずばり、「恋愛への関心が薄く、異性に過大な期待をしていない、独立独歩を好む女」だと考えています。これに関しては、私となつめさんが共通して持っている素質です(よね、なつめさん?w)。
そして、そういうあり方が、世の中のマイノリティ側に属するという自覚も含めて。

マイノリティとしての干物女

マイノリティ、というと、「明らかに少数派であり、日常生活において配慮や助けを必要としている人々」というイメージが湧くと思います。そういった人々に比べたら、干物女なんてものは日常生活で助けなぞ不要です(笑)

ただ、助けを必要としていない分、ごくごく日常的に、それこそ気軽に、「マイノリティ」「異端」として、否定的な扱いを受けます。

「恋愛していないなんて不幸」
「結婚した方がいいよ」

直接的にも間接的にも、こういう扱いを受けます。

別にそれが「悪い」とか「やめてほしい」とか言うわけではなく、「あぁ私は彼ら彼女らから見たときに、理解を得られにくい存在なんだな」と自覚します。

そのせいか、「自分と周囲との違い」に対する興味が強いのです。結果、「どうして彼ら彼女らと、私は、こうも違うのだろう」と、人間観察や分析考察を楽しめるのかもしれません。

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あくまでトフィーの見解です

これはあくまで私の見解であって、なつめさんや、ましてや世の中の干物女の皆様のことを指したわけではありません。
ただ、私は、「恋愛への関心が薄く、異性に過大な期待をしていない、独立独歩を好む女」であり、「自分と周囲との違いに興味を持つ女」です。そして、自分のそういったあり方を、ちょっと自虐的かつポジティブに捉えて、干物女を名乗っています。

今は「干物女といえばこのブロガー」と言われるようになりたいです(笑)

次回予告‬ ‪
‬ ‪4月9日(日)はなつめの個人記事「励まし上手になる秘訣〜「頑張れ」という前にすべきこと」更新予定です。

天職に転職できたので成功要因を語る

トフィーです。今の仕事が楽しくて仕方ないです。自分でも「天職だなぁ」と思っています。
そこで、今の仕事に出会うまでの転職活動中のことを振り返ります。転職を検討している人にとって良き情報提供になることを目的とした記事です。

理性と感性ともに「OK」を出した求人

今の会社の求人を見つけたとき、「この労働条件なら働ける」という現実的で冷静な判断と、「この仕事をやってみたい」と情熱的に滾る欲求の、両方が完全に揃っていました。

それまでにも様々な会社の求人を見てはいたのですが、大体どちらかが抜け落ちるのです。
「労働条件はいいけど、本当にやりたいこととは言えない…」
「この仕事をやってみたいけど、この労働条件では厳しい…」
それでも履歴書と職務経歴書を送り、面接を受けてみるのですが、やはり「違和感」は拭えませんでした。

本格的に求人を探し始めてから、3〜4ヶ月ほど経った頃だったと思います。こればっかりはご縁と運としか言いようがありませんが、ある求人を見て、ビビビッときてしまいました。
「え、こんなに理想的な求人があって良いの?」
それが今の会社でした。

その後、書類選考、面接と、トントン拍子に進みました。就職してから聞きましたが、「書類選考だけで300人分読んだ」とのことでした。1/300の倍率は、決して低いものではないはずです。しかし、私にとっては、割りとすんなり内定に至ったように感じていました。

もちろん、面接対策や社長の著書を読むなどの準備はしていました。それが苦ではなかったことも併せて、本当にご縁のある会社でした。

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自分のことをしっかり理解する

しかし、この「ビビビッ」とくる感覚は、前もって自分の望みや強みを整理して明確にしていなければ、磨かれていなかったと思います。

私は「ジョブカフェ」という、自治体が運営する無料サービスを利用していました。キャリアカウンセラーに相談して、自分の望み・強みを、対話の中で明確にしていくことができます。キャリアカウンセラーは担当制なので、同じ方に相談ができるというのも安心です。

私は自分の今までのキャリアに自信がありませんでした。新卒入社の1社目は半年で退社し、2社目では簡単な仕事ばかりでアピールできるような経験がありませんでした。
その自信の無さは、自分の望みも強みも曇らせてしまいます。
「こういう仕事をしたいけど私の職歴じゃ無理…」
「私の職歴でアピールできることなんてあるのかな…」
1人で考えてると、こうなりがちです。そうすると、魅力的な求人を見つけても「ビビビッ」と来る前に、言い訳つけて逃げてしまいますよね。

だから、自分の望みや強みをしっかり応援してくれるメンターが必要です。
自治体でキャリアカウンセリングのサービスを行なっていたら、どんどん活用した方がいいです。

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チャレンジブロッカーの存在

あなたが揺るぎない転職への熱意にある時、新しいことへのチャレンジを手放しに応援してくれない人とは距離を置くべきです。(私は彼らをチャレンジブロッカーと呼んでいます。)

心配性すぎる人や、説教癖のある人、変化そのものを嫌う人…。彼らは、決して悪意ではなく、むしろ善意で「転職なんてやめておきなよ」と言うのです。
善意だとわかるが故に、無碍にもできない…こんな状況は本当にストレスが溜まります。ただでさえ転職活動は負荷がかかるもの。余計なストレスは減らしましょう。

私も、このタイプの友人には、転職活動のことを一切話しませんでした。ただ、転職が決まった後には報告しました。そうなると、ちゃんと「おめでとう」と言ってくれるものです。大人の友人関係は、このくらいの距離感で良いのだと思います。

反対に、積極的に応援してくれる人には、話せる範囲で話した方が良いですね。転職に限らず、こういう人は、後日「そういえば◯◯したいと言ってたよね?こんな話があるんだけど…」と、良い情報を持ってきてくれることがあります。
それに、そういう人とは、一緒にいるだけでプラスのエネルギーを分けてもらえるような気分になります。
私の場合、その存在はなつめさんでした。当時無条件で応援してくれたこと、本当に感謝しています。

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ただ、この秘訣には例外もあります。生計を同一にしている家族には伝えましょう。反対されたら、しっかり話し合って納得してもらった方がいいと思います。干物女はこういう事情がないので、「どうしたら納得してもらえるか」というようなアドバイスはできませんが…。

転職活動中の人間観察

これで記事を終わりにしたら、ただの就活ノウハウ記事になってしまうので…(笑) 転職活動中に出会った面接官の観察記を書こうと思います。

面接まで漕ぎ着けた会社は4社。内定をもらえたのは2社、最終面接落ちが1社、一次面接落ちが1社です。

■ひたすら自分の話をし続ける人事部長

別の会社からも内定をもらっていたのですが、お断りいたしました。
この会社は、登録していた転職サイトで、面接確約のオファーをくれた会社です。「労働条件は申し分ないけど、仕事内容がどうしても…面接に行けば気持ちも変わるかな?」と思い、面接に臨みました。しかし、面接なのに、ひたすら面接官の話を聞き続けて、私のアピールは皆無という、不思議な面接でした(笑)

話自体はとても面白かったのです。今後の経営戦略、社内の女性の昇進例、人事部長の副業のことなど。「いやー結果出ないときは『線路に飛び込んだら楽になるのかな』とか思ったこともあったけどね!アッハッハ!」と豪快に話す姿は圧巻でしたね…。

人事部長の話は勉強になりましたし、滾るところもありました。ただ、肝心の、「この会社に入ったらどういう毎日を過ごすのだろう」ということが、全くイメージできませんでした。実務に関する話を全然聞かせてもらえなかったのですよね。さすがにその状態で内定受諾するわけにはいきません。ブラック臭したし。

残念ながらお断りしてしまいましたが、人事部長はとても面白い方でした。もしも出会った場所が居酒屋だったら、とてもいい友達になっていたと思います(笑)

■ 「あ、これは落ちたわ」と感じた面接

①社長面接で落ちたA社

ずばり、不採用の原因は「労働観と労働条件」の不一致です。
私は、意識高い系ではありますが、ワーカーホリックではありません。「効率よく仕事を終わらせれば、ちゃんと帰宅できる」ことを重視しています。また、自分の体力的に、それなりに休める時間がないと厳しい、という自覚もあります。
しかし、先方の労働条件では、これらが満たされそうにありませんでした。
私が「自分の時間を確保したい」と伝えたとき、社長の表情が明らかに曇っていました。恐らくその時点で、私の不採用が決まっていたように思います。
その後も、「労働観と労働条件が合っていない」ことを、お互いに感じ合っているような空気のまま、面接は終了しました。

②一次面接落ちのB社

こちらの会社の不採用原因は、「保有スキル・経験の不一致」です。
この会社も、転職サイトのスカウトオファーをきっかけに面接したのですが、B社が求めるスキルと、私が保有しているスキルが異なっていることが明確に浮彫になりました。
面接の冒頭でわかってしまったことだったので、B社の面接者も私も、お互いに「やべぇどうしよう」という気持ちでいっぱいだったと思います(笑)
面接時間は1時間弱ほどでしたが、恐らく冒頭で「不採用」という判断をされていたと思います。ほとんどの時間は「お互いに気まずさを紛らわすために」過ごしていたようなものです。

A社とB社の面接では、私と会社の不一致点が浮き彫りになっていたのが特徴的でした。そのおかげで、面接者の顔も明らかに曇っていて、私にも伝わるほどでした。
今思えば、それが大正解だったと思います。そのくらい不一致が浮き彫りにすれば、「入社後に後悔する」という事態を、お互いに避けられます。
本当にご縁のある会社とは、同じような受け答えをしても、面接中の空気は全然違います。面接では、ご縁のある会社かどうか、こちらが試すぐらいの気概で良いのだと思います。

■今の会社での面接

今の会社の面接の時にお会いした面接官は3名。この方々が、将来の上司となるわけですが、面接中も、「私と価値観似てるなぁ…」と感じていました。 話しながら、「うわーめっちゃわかるぅー!」となっていました(笑)

よく覚えているのは、最終面接で、「時間内に仕事を終わらせることと、お客様のために品質を上げるために時間をかけることのせめぎ合いになるけど、どう考える?」と聞かれたこと。つまり「どちらも捨ててはならない」という前提でのジレンマなのですが、私もこれをジレンマとして捉えていたので、質問されたことがすごく嬉しかったのです。「あーこの会社の人の考え方は心地よい」と。

本当にご縁のある会社なら、面接の最中でも、自分とのフィット感があるみたいです。

天職に就く人が増えますように!

私が初めての就職に失敗したとき、周囲の人々から慰められる中で、「天職なんてないんだよ」と言われたことがあります。弱っていた私は、「そうなのかなぁ」と半分受け入れていました。

ですが、今なら自信を持って言えます。「あなたが本気で望むなら、天職はある」。

私が考える天職とは、「取り組みながらワクワク感を抑えられない仕事」です。私自身、スキルはまだまだ不足しています。失敗も当然あります。それでも、「仕事に取り組むのは楽しい」「もっと上手くやりたい」「この道のプロになりたい」と、いつも滾るのです。
そして、そういう前向きな姿勢でいると、職場の同僚や上司とも良い関係を築けるものです。人間関係の面でも、恵まれたと思います。

転職活動中の皆様が、良き仕事と巡り会えますように!

■参考リンク

www.meti.go.jp

転職に関する記事って漠然としているものや、精神論ばかりになっているものもあるけど、これは具体的ですぐにでも役立ちそうな情報ばかり!
当時リアルタイムで「面接遅刻したー!」とか報告受けながら応援していたので、トフィーさんの転職がうまくいったのは本当に嬉しかったですね♪
それにしてもビビビっと来るとか、第三者の意見を聞きながら進めた方が良いとか、まるで婚活?!

次回予告 4月5日(水)はトフィーの小ネタ更新日です。