人のオモチャと男をほしがる人間心理

今回の研究報告者はわたくし、なつめです!

 突然ですが、皆さんの周りに、以前は見向きもしなかった男性に対し、他の子が「あの人ステキ!」って言った途端アプローチし始める女性っていませんか?
(男性にも当てはまる人はいるのでしょうが、わたしが実際に見聞きするという意味で今回は便宜上女性という形で話を進めさせて頂きます。)

状況的には「略奪愛」に似ていますが、まだ相手のものになっていない人の場合にそう表現するのは適切ではない気がして、わたしはこれを「トンビ油揚愛」と呼んでいます(笑)

 なぜわざわざ他の人が好意を寄せる男性を堕とそうとするのでしょうか?

人のものが欲しくなるのはなぜか。

似たような状況として、子供たちが仲良く遊んでいたかと思うと、急に喧嘩をし始めて、「〇〇ちゃんが私のオモチャとった!」なんていう場面がありますよね。
微笑ましくもありますが、なぜ他人のオモチャが良く見えるのでしょうか?

 まず、そのオモチャに対する「純粋な自分の評価」が最初にあるとします。その時点では夢中になって遊ぶほど面白いものとは思えません。
ですが、そこに「人が楽しそうに遊んでいる物=人が評価している物」という付加価値が加わると、あら不思議!

さっき見たのと同じオモチャとは思えないほど輝いて見えるではないですか!

欲しい、手に入れたい、いや絶対に手に入れる!!

 

うりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ

 

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「純粋な自分の評価+自分から見た他人の評価」によって、自分の中でのオモチャに対する評価がグッと上がったんでしょうね。
隣の芝生は青い。これは恋愛においてもあるような気がします。
それまでは大して魅力的と思えなかった男性が、他人の好意的な評価によっていっきに好ましく映るようになるという現象ですね。

 でも、トンビ女子たちの表情を見ていると、ただそれだけじゃないような気がするんですよね。なんというんでしょう……子供が手に入れたオモチャで嬉々として遊ぶ時とは全く違うこの表情は一体何???

 

 そんな事を考えていたある日、社内人事が発表されました。
プロジェクトリーダーが降格し、別の人が新しくそのポストに就任したのですが、新リーダーが旧リーダーを見る表情を何気なく観察していて、ハッとしました。

 同じーーー!?!?

そう、油揚げを手に入れた時の彼女と、同じ表情をしていたんです!!

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もちろん嬉しそうではあるけれど、それだけの単純な感情ではなく……、表現が難しいのですが、喜びの中にも申し訳なさそうな、でも人を哀れんだり蔑んだりするような、いろんな色が溶けた複雑な表情でした。

 

彼女達にとって彼氏が出来るという事は、肩書きや役職を得る事と同じような物、という事なのでしょうか?

トンビ油揚げ愛が癖になる理由

トンビ油揚げ愛が常習化する理由をさらに探るために,今回の社内人事とトンビ油揚愛を比較してみました。
どちらもほしいものを手に入れることができたという点の他に、「競う相手がいた」という共通点がありますが、ここがポイントになっているような気がします。
単に価値のある物を手に入れた、ステータスアップした、嬉しい!というよりは、あの人は手に入れることが出来なかった物をわたしは手に入れた、つまりあの人よりわたしは優れている、あの人よりいけてるわたし最高!!

 

気持ちいいぃぃぃぃぃぃぃいいい!!

 

本当に価値があると思っているものなら、それを手に入れた時点で満足し、そこで完結してしまいそうですよね。
それでも観察していると、一定期間するとまた誰かが思いを寄せる別の人へのアプローチが始まっている、なんて事がとても多いです。なぜなのか。
この場合彼女たちにとっては、両想いになった、という事よりも、競って相手に勝つ、という事が重要なんだと思います。
競って相手に勝つ事によって自分の価値を相対的に上げること、そこに意義を見出してしまっているために、さらなる高みを目指して同じような恋愛を繰り返してしまうのではないでしょうか。
一度タイトルマッチに勝利したボクサーがそこで引退するわけもなく、さらなる強敵を求めてファイトを繰り返すように、一度勝利の快感を味わったトンビ女子はさらなる油揚げを求めてトンビ油揚げ愛を繰り返すようになるのです!
つまりトンビ油揚愛は無言のマウンティングに快感を見いだす行為なのではないでしょうか。

トフィーさんと出会うまでは「マウンティング」という言葉さえ知らなかったわたしです。この辺りはいずれトフィーさんが詳しく語って下さる事でしょう!(笑)

 

因みに、こうやって手に入れた油揚げは、高確率で別のトンビにまたさらわれていくという末路が確認されています。因果応報ってやつですかね。
トンビ女子たちの生態についてはまだまだ不明な点も多いので、もう少し観察を続けていきます!

 

トンビ油揚愛…トンビに油揚げを攫われる、ということわざからですね。しかしこのネーミングセンスよ(笑)
元は他人が欲しがっていたor他人のものへの執着。なつめさんの指摘の通り、その人に対する優越感やマウンティング心理は間違いなくあるでしょうね。
別の観点からコメントすると、人のものを欲しがるトンビ油揚愛族の中でも、特定の人のものを欲しがる、「この人の油揚げじゃないとダメなの!」タイプも確認しています。あれは同一化、成りかわり願望なのでしょうか。
どのタイプにせよ、価値を見出す基準が、他人ありきという点に、一抹の虚しさを感じます。

次回の更新は、 9月28日(水) なつめによる小ネタ更新です♪
またゼミ室に遊びに来てね

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