イケメン上司の観察〜内向的思考と内向的感情〜

皆さまごきげんよう、トフィーです。最近転職したんですけど、上司がイケメンで目のやり場に困っています。かっこよすぎて、目が合うとなんか恥ずかしいんですよ。
でも記事にしがいのある人だし、そんな羞恥を乗り越えて観察した内容をまとめます。

分析と推論

「この分析結果から更に推測するんです。恐らくこの企業は、こういうビジネスモデルだから、このような数字が現れるのだ、と。」

理論に理論を重ねて説明をしてくれたのは、転職先の上司でした。その理詰めの思考に、私は鮮明な驚きをもって、ただ舌を巻くばかりでした。

この人みたいになりたい。私のキャッチアップモデルが決まった瞬間でした。

上司を観察

この上司、かなりイケメンなんですよ。30代で、細身の体型にオシャレなスーツがよく似合う。顔も身だしなみもバッチリなので、第一印象では「六本木とかで若い子連れ帰ってそ〜」とか思ってました(超失礼)。実際のところは知りません(笑)

ただ、一緒に働いてみてわかったことは、「非常に無愛想だ」ということ。日常的に無表情のことが多く、黙っていると不機嫌に見えます。かと言って、口を開いても、言葉選びが辛辣気味です。会社で顔を合わせても、「嫌われてるのかな?」と思うくらい、挨拶もなければ、視線すら合いません。

一昔前の私なら、「うわぁ超怖い。苦手だなぁ。向こうも私を嫌っているんだろうな」と解釈していたと思います。

しかし今の私は、違う解釈をしています。「この人が黙っている間は、ずっと思考が働いているのだろう」と。

内向的思考

人間は黙っていても、脳が働く生き物です。そのときに、「どういう脳機能を働かせているか?」は、千差万別です。

完全に推測ですが、上司の場合は、黙している間の多くを、思考に費やしているのだと思います。その思考の内容は、冒頭に書いた通りのようなことで、ある事実→それを引き起こす原因となる事実の推測、といったような因果関係を導き出すことなのではないかと…。

ユング心理学で言うところの、内向的思考の働きが強いのだろうと、勝手に推測しています。

一方の私は内向的感情タイプ

こういう推測に至ったのは、私は彼とは違い、内向的感情が強いタイプの人間だからです。

私が黙っているとき、私の脳は感情を働かせます。より正確に説明すると、「脳が感情的に自分と世界を解釈し続ける」とでも言うべきです。

私が黙っているとき考えていることは、こんな具合です。

 「私の内面的な問題はどうして起きている?」
 「私はどうしてあの人に対してこのような感情を持つのだろうか」
 「あの人があんなことを言った、感情的原因、動機は何?」
 「あの人のあの反応には、どういう意図が見え隠れしているだろうか」
 「ああ共感するなぁ」
 「ああ空気が重いなぁ」

……といったように、自分や他者について感情的な解釈を行なっています。それは時に私に恩恵をもたらしてくれることもありますが、人間関係の中で勝手に磨耗してしまうことも、多々あります。

一方、上司が私と同じような脳の使い方をしているようには見えないのです。寡黙に着々と仕事を遂行していく姿を見る限り、脳内では合理的な思考が働き続けていそうだと。データから因果関係を捉え、正確に事象を把握する。そういうことを普段から考えているから、冒頭のような説明が、咄嗟に出てくるのだと思います。

内向的思考と内向的感情

内向的思考と内向的感情は、以下の記事で取り上げた、ユング心理学やMBTIの考え方で、心の機能の1つです。

himojo-zemi.hatenablog.com

 

これらの機能についてわかりやすい説明をされているwebサイト(現在閉鎖済)より、引用いたします。

内向的思考

内向的思考は、意識の内面において、論理的に判断の基準を築きあげ続けます。
定義、公理、原理、基本的原則から出発して、推論を行い到達した結論を信頼します。
独自の思考過程を経て、エレガントな解決法を思いつくことがよくあります。
一方、思考が複雑になり過ぎるとその帰結をどうやって導いたのか他の人が理解できないことがあります。 また、自分自身でさえも考えに耽っているとき出口を見失うことがあります。
どのようにして物事が進行し、システムが機能するのかできるだけきちんと理解するためにつき詰めて考えます。
仮説や原理を基にした推論を頭の中で継続して行い、矛盾があるとすぐに気がつくことができます。
何が何故間違っているのかという点において目ざとく個人的な感情に流されることなく追及しようとします。
(中略)
一方で、他者の感情や結びつきに対する配慮に欠いてしまうことがあります。 他の人から見ると、どこかよそよそしく冷徹に見えることがあるでしょう。
MBTI性格タイプ論の視点から世界を覗こう┃内向的思考 Ti(ウェブアーカイブスより)

 

内向的感情

自分自身のことを理解しようと絶えず努力します。
自分のモチベーションや価値観、感性を独立して扱うことができます。
(中略)
人の仕草、動作の特徴、 声のトーンなどから得られる微妙な印象を把握する心の働きに関わっていますが、 それを言葉で説明するのは困難です。
(中略)

他人の悲しみや苦しみに敏感で、自分自身のことのように心を痛めます。 内向的感情が強いタイプは、普段は強い倫理観を自分の胸に押しとどめ、 自分に対してのみ行動の指針としているのですが、 一旦、傍観するに忍びないと感じると、内なる炎が燃え上がり、 一生懸命に努力をし、他の人々にも積極的に働きかけるようになります。
(中略)
無表情であっても、心の中では強い感情をひしひしと感じていて、内なる炎は大切に守られ続けています。

MBTI性格タイプ論の視点から世界を覗こう┃内向的感情 Fi(ウェブアーカイブスより)

 

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まぁ人の脳内なんてわからないけどね!

と、ここまで好き勝手に書きましたが、上司の脳内が本当に私の述べた通りかどうかはわかりません。もしかしたら全然違うこと考えているかもしれないし、何も考えていないかもしれません。

でも、私は間違いなく内向的感情の強いタイプだし、一方の上司は私と同じ内向的感情タイプには見えないのです。もし内向的感情が強いタイプであれば、理由もなく常日頃から無愛想にしていられないと思うのですよね。周囲から嫌われたり、悪く思われたりするのが心理的負担になるので。なので、上司が内向的思考が強いタイプであることを、私個人としては強く確信しています。

そうなると、残念なのは、内向的思考と内向的感情は両立しないということ。私が内向的感情の持ち主である限り、上司と同じ脳の使い方は期待できない、というのがMBTI的な考え方なのですよね。

とはいえ人間誰でも思考も感情も使いながら生きているわけで、その量と質の違いです。彼と同じようなきめ細かい思考は難しいと思いますが、私なりに思考力を鍛えていくことは可能です。少しでも彼のようになるため、鍛錬を積んでいこうと思っています。

あ、ここまで上司のこと色々書きましたが、べ、別に好きになってなんかいないんだからね!干物女なんだからね!

最後の一文……怪しい……。
冗談はさて置き、わたしも内向的感情型の人間なので非常によく分かります。わたしのようなタイプは、自分自身の感情を元に相手の感情を推察する事が多いので、自分と全く異なるタイプの人が現れると、何考えてるか分からなくてそれだけで疲れてしまう事が多いんですよね。わたしも思考力を鍛えたい!そしてそれ以上に相手の感情を気にし過ぎてしまう癖を直して、 自分の感情をもっと大切にしていきたいなと思います♪
ね?トフィーさん?(笑)

【次回予告】12月21日(水)小ネタ更新♪
なつめが「悔やんでも悔やみきれないクリスマスの思い出」について書きます……。