旅日記① ~初めての飛行機~

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今年は「初体験を一つずつクリアしていこう」という密かなテーマを決めて、自分なりに色々なことにチャレンジしているのですが、実はわたくしこの歳で飛行機に1回も乗ったことがありません!!という事で、今回の旅では敢えて初の空路を選んでみました。

座席は右の翼の少し後方の窓際。最初は、見慣れない機内や空港の景色にワクワクしていたのですが、エンジンがつくとすごい轟音と振動。
こ、これはやばいかもしれない……
お隣の老夫婦と仲良くなって「実は飛行機初めてなんですよ〜」なんて話しながらなら気が紛れるのでは……とすがるような目で見ますが、飛行機など珍しくもないといった感じで、奥様は既に目を瞑っておられる。ご主人は雑誌に夢中。
これは1人で頑張るしかない。覚悟を決めて両方の肘置きを力強く握った途端走り出した飛行機。思ったよりいけそう?と思いきやゆっくりと飛行機がカーブする。
え?え?もしかして今までのは助走でも何でもなくてただの滑走路までの移動なの?ジェットコースターでいうところの急降下の前のゆっくりのぼっていく部分?
そんな感じで軽くパニクっっていると、急激に加速し始める。
えっまだ行くの?!むりむりむりむり!!絶叫マシン乗れないって言ってたあの子こんなの乗ったの?!ヤバイヤバイヤバイ。
わたしが耐えられる速度の限界を超えたので、もう最後の手段としてかたく目を瞑った。

思ったより早い段階でお尻にふわっとした感覚があり、目を開けると既に機体は浮いていた。羽先の曲がった部分がびっくりするほど頼りなく風に揺れているのを見ながら、お尻に重力を敏感に感じながら、これ乗っている間中気が抜けないなぁとげっそり。

でも雲を抜けるとすっかり揺れも収まり、ふと窓の外に目を向けると、そこには見たこともない美しい景色が広がっていました。

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綺麗!というのももちろんあるんだけど、それよりもなんというか「全てが愛しい」みたいな不思議な感情でいっぱいになったんです。
並んで漂う丸くてもこもこした雲。そばを流れていく雲も。
下方に見える小さな船や飛行機も。
地上にいる時にはかけ離れた存在だった海と山が同じ深い青緑色に溶け合っている姿も。
ちっぽけな人間の営みの印も。
なんかもうね、全て可愛くて愛しくてたまらなくなったんですよね。怖かったけど本当に飛行機に乗ってみて良かった。

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って話をトフィーさんにしたら、ぜんぜん分かってもらえませんでした(笑)
でも、この感覚分かってくれる方いますよね?ね?

明日もゆるっと更新予定だよーー