大人になっても学びたい!社会人向け研修に参加する人々

トフィーです。意識高い系なもので、社会人向け研修が大好きです。今までにも色んな研修に参加してきました。そういった場所で出会う人々にも特徴があるので、デフォルメしてお伝えしたいと思います。

社会人向け研修とは、何らかのスキルを持つプロの講師の講義に、社会人が参加して学ぶというものです。様々な研修テーマ、研修期間があります。また、参加する人々も、「社会人」ということ以外は、年齢やキャリア、職種などもマチマチですが、多くは会社員、事業者、主婦、といったところです。私が過去に参加した研修に、「タイムマネジメント」「ロジカルシンキング」「プレゼンテーション研修」などがあります。

社会人向け研修で、よく使われる「研修の流れ」があります。
それは座学+グループワーク。講師から知識を学び、その後にグループワークで練習するというもの。このグループワークの時に、参加者の個性がよく出て面白いのです。

自費で参加している人にありがちなこと

特に女性に多いのですが(というか男性で自費参加している人に会ったことがないのですが)、「子育ても一区切りしたし、今度は別の仕事(もしくは社会復帰)に挑戦したい」という方が多いです。こういう方は、自発的に研修を見つけ、自費で参加していることが多く、とてもパワフルです。発言量も多く、グループワークの課題にも真面目に取り組もうとします。

やや難点があるとすると、「グループワークに不慣れ」というところ。(とは言え、不慣れなことを練習するのが社会人向け研修なので、それは全然構わないし、こういう機会で慣れていけばいい、という前提での指摘です。)

「自らリーダーにはなろうとしない」「どうやってグループとしての結論を合意したらいいかわからない」…という姿をお見かけします。

恐らく、複数人でのディスカッションを通して結論を出し、アウトプットを作るという一連の流れについて経験不足だったり、自信がなかったりするのだと思います。

私個人としては、それでも「ハイッ!」と、率先してリーダーをやる気概が大事だと思っています。何事も経験ですし、失敗してこそ人は「次はどうやったら上手くいくだろう」と考え始めるものですし。

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パワフルな人が多いので、あとはもう一枚自分の殻を破ったら、どんどん成長していきそうだなぁ、と思わされるタイプの人達です。

OffJTで参加している人にありがちなこと

多くの男性と、たまに女性でもお見かけするようになったのが、このタイプ。勤務先が研修会社と提携していて、会社の費用で参加する、というパターン。

このタイプの特徴は、プライドが高い(笑)

社会人経験がある分、グループワークでも発言するし、リーダーシップも発揮する。時には「自分が正しい」と譲らない姿も見受けられます。それが正しい場合もあるのですが、間違っている場合だと悲惨です。グループの結論があらぬ方向へ行ってしまい、発表段階で、あまりの間違え方に他のグループや講師も苦笑い…なんてことも。
こういう人は、グループワークのメンバーのみならず、講師の事前の講義内容さえもちゃんと聞いていないのだろうな…と思わされます。

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逆に、全く発言をしない人もいます。初対面の人と話すのが苦手な場合と、「何でこんなのに参加しなきゃいけないんだ」オーラ全開の場合があります。前者の場合は話しかければ案外すぐに打ち解けられるのですが、後者の場合は隙あらば机に突っ伏しています。後者に関しては、「この人を雇っている会社も大変だろうな…」と、変な同情をしてしまいます。

プライドが高いと、素直に人の話を聞けなくなるものです。これは社会人経験年数を重ねるほど、陥りやすい罠ですね。
私も最近、手相屋さんから「謙虚じゃない」と言われまくったので、本当に気をつけないといけないなぁ…と…(自虐)。

研修慣れしている人にありがちなこと

まぁこれはイカの干物帽子かぶっているような奴にありがちなんですけど(自虐)、自己紹介がやたらこなれていたり、休憩時間に隣の人に話しかけてみたり、そんで互いの目指しているキャリアの話で盛り上がったり、そのくせ研修が終わると「ありがとうございましたー」と挨拶してソソクサと退散するんですわ。全部自虐なんですけど。

社会人向け研修って、自己啓発本に近いところがあって、「受けたけど身につかない」というのが一番の難所なのですよね。
私も、受けた研修全てが身についているかというと、正直に言うとそんなことないです。体感としては50〜60%くらいでしょうか。

そんな私でも、ちゃんと身についたな、と思える研修の共通点としては、以下ですね。
①自分の中に明確な課題意識があって、それを解決したくて参加した(自発性)
②自分の課題と、研修内容がちゃんと合致した(テーマの一致)
③個人ワークとグループワークの両方がある研修だった(ワーク方法の多様性)

①が何より大事だと思います。「私の仕事における今の壁は何なのか?何が課題なのか?どうしたら解決できるのか?」…この課題意識が明確に浮き彫りになっていればいるほど、研修効果は高いと思います。
また、②についてですが、①の課題意識に対して、ちゃんと研修テーマが一致していることも大事です。なので、研修内容の事前チェックが不可欠です。
③については、グループワークだけでなく、「個人の成果についてもフィードバックされる個人ワーク」もある研修がいいですね。グループワークだけだと、どうしても個人の責任や成果が薄まってしまって、個人として身についているかがわからないのです。ちゃんと個人として研修での学びが身についたか、それを講師にフィードバックしてもらえるか、そこまでフォローしてくれる研修だと良いと思います。

社会人の学びと労働者の生存戦略

社会人の学びは大切です。

(ここから毒舌)というか、学び続けて仕事に活かしていかないと、労働市場における自分の価値はどんどん低くなるので、将来食いっぱぐれたくないなら勉強した方が良いと思っています。よく、「若いうちに結婚しないと…」と言いますが、結婚市場よりも労働市場の方が断然シビアだし、それを自覚せず呑気に現状に甘んじている人が結婚市場云々言っているのを聞くと、「他人の事より自分の食い扶持の心配しろよ」と思っちゃう、という毒舌は少々脇に置いておきましょうかね。(ここまで毒舌)

今後、労働市場はより流動性が高くなることと、労働者の価値は「企業が求める成果を安定的に出せる=能力として身についている」という傾向が強くなるだろうと、私個人としては予測しています。

また、技術の進化は絶えず起き続けていて、「人間でなければできない仕事」の領域は狭くなっていきます。

労働市場の変化と技術の進化。この両面から、労働者は「生存戦略」を迫られています。どう生き残るか…今の会社に何があっても定年まで居続けるか?もしくは、労働市場価値の高い労働者になり、いつでも転職に備えるか?いっそのこと起業するか?副業するか?
…選択肢はいくつもあります。収入に関する自分の価値観に沿って、その戦略を決めれば良いと思います。

私が危惧しているのは、「労働者にも生存戦略が必要だ」ということを自覚していない社会人が多すぎる、という点です。どうして現状維持のままで生き続けられると、何の疑いもなくいられるのだろう、と。

社会人向け研修に参加すると、多かれ少なかれ、この意識を持つ人達と出会えます。「社会復帰をするにあたって、こういう研修に参加することが必要だ」「仕事をする上で、自分にはこういうスキルが足りない」…こういう動機で参加する人達を見ると安心するし、切磋琢磨し合えるのです。

だから、社会人の学びは大切です。個人の成長に対する飽くなき意欲と、社会の変化に対する危機感をもって、戦略的に学ぼうとする社会人が増えて欲しいと思っています。

わたしも研修にはよく参加しますが、会社の金で参加している口です(笑)
わたしが参加するのは業務内容に特化した研修が多いので、ここまで顕著ではないですが、参加者の特徴に思わず「あるある」と頷いてしまいました。
就職すれば当たり前にそこで定年を迎えられた時代はとうに終わったのに、未だに危機感のない人が多いのも事実。研修に限らずですが、折角の機会を逃すなんて勿体ない!少しでも多くの物を吸収して自分の血肉としていきたいものです。